2006年9月16日土曜日

Formula RENAULT 練習走行記 その2

2006年9月13日
朝、起きてみるとやっぱり雨。
テレビでニュースや天気予報をチェックしてみたものの、広東語?だから意味不明・・。分かる漢字と英語の字幕を拾い読みしたら、どうやら「台風接近中」で「午後は全学校が休校」らしい。
昨日は「各地で豪雨による被害が発生」したり「地下鉄が止まった(遅れた?)」らしい。


とりあえずホテルをチェックアウトして、タクシーで港へ移動。
フェリーが出港するのか心配だったけど、天気も波もそんなにたいしたことはないみたい。
フェリーでサーキットがある中国の珠海(Zhu-hai)へ、約1時間の船旅。船内のパンフレットによると、車でも移動できるよう横断道路が建設中らしいんだけど、それらしきものはどこにも見当たらない。さすが中国。やることがアバウトだ。突貫工事で一気に建設するつもりなのかな?

珠海に到着して、そのままタクシーサーキットへ。
香港ではそんなに降ってなかった雨も、



ここでは土砂降り。道路に川が出来てるし、タクシーのワイパーは手入れされてないのか雨を弾いてないし、すごいところだ。

チームスタッフに挨拶したあと、レーシングスーツに着替えてガレージへ。

ついに、いよいよ、待望のシート合わせです。

シート合わせというのは、コックピット内のシートを自分の体に合わせたものに仕上げること。

他人のシートにスポンジをつめて自分の体にあわせることもできるんだけど、せっかくだから自分用のシートを作ってもらうことにしました。


コックピットにビニールが敷き詰められて、そこに寝そべるように座ります。

ステアリングを付けて(ステアリングを外した状態じゃないとコックピットに足を入れられない)、まず、アクセル、ブレーキ、クラッチのそれぞれのペダルがしっかり踏めるか、ペダルが近すぎないか遠すぎないかをチェック。


そのあと、スタッフがビニールのなかに液体のウレタンを流し込みます。
ウレタンが熱を発しながら、モコモコモコッと膨らみながら体のラインにあわせて固まります。

これが熱い! 汗がでてくるほど熱い。

ウレタンが膨らみながら体を押してくるから、ステアリングをしっかり持って体をシートに押し返しつつ、ウレタンが固まるまで熱さをじっと我慢我慢我慢。


固まった後は、スタッフがシートを取り出して仕上げの作業をしてくれます。


ウレタンが流し込まれたときに飛び散ったのか、髪の毛にもウレタンがくっついてました。固まった後に気づいたので、取ることができなくて仕方なくその部分の髪をカット・・。
目立つほどカットしたわけじゃないからいいけど、髪についたときに誰かが気づいてくれれば良かったのに。



出来上がったシートをコックピットに入れて、微調整。
ヘルメットをかぶって、ステアリングを付けて、シートベルトをしっかり締めた状態でペダル位置、ミラーの角度、ステアリングを回したときにひじが当たらないか、前タイヤが見えるか、いろいろチェックします。


以前、長野県諏訪市で西谷選手と同じくAsian Formula RENAULTを戦った笠江友和選手と共同で開催したイベントのときにコックピットに座ったことがあるから、その狭さは知ってたけど、改めて思った。「狭い!」

しかも、前が見えない。
こんな感じ。(これは諏訪のイベントのときにコックピットから撮影)


西谷選手から、
「寝そべりすぎじゃないかって感じるくらいがちょうどいいですよ」
「遠くを見て。目の前は見えなくていいから」


そのとおりに座ってみて、感触をつかんだ後スタッフに「OK!」と伝えて、シート合わせ終了。

「これで大丈夫か?」って何度も聞かれたんだけど、初めてのシート合わせだしマシンを走らせたこともないから、何がどうなれば大丈夫なのかよく分からなかったけど、視界とかペダル位置とかシートの感触は大丈夫だったから、これで確定。

ペダルの感触を確かめたあとは、シフトチェンジと、ニュートラルの入れ方、バックするときのリバースギアの入れ方を教わって、何度か練習。
シフトアップはクラッチいらないし、アクセル踏んだままでできるからいいんだけど、シフトダウンが不安だなぁ。
下手すると回転数が上がりすぎてエンジン壊すかもしれないし。

リバースにいれると液晶パネルに"R"じゃなくて"3"って表示されることがあったんだけど、これはどうやらシステムのバグらしい。
リバースギアって、めったに使わないだろうけどシフトポジションが誤表示されるのって危なくね?




あとは、翌日の走行までに空が晴れることを祈るばかり。


Formula RENAULT 練習走行記 その3に続く