2006年9月25日月曜日

Formula RENAULT 練習走行記 その5

2回目のセッションを終えた後、西谷選手に連れられてもう一度コースの下見。
4コーナーから5コーナーにかけてのライン取りでダメだしされて、実際にそばまで行って説明してもらった。

「あー、なるほど。」と納得。
4コーナーを抜けた後の5コーナーはほぼ直線と考えて抜けないといけないのに、意識しすぎてステアリングを切ってた。
しかも、直線で走っていれば路面は乾いてるのに、わざわざ濡れた路面を走ってた。これは、危ない。


一通り説明してもらってピットに戻ったら、マシンには晴れ用のスリックタイヤが装着されていた。
路面はまだ濡れてるけど、もうスリックでも大丈夫らしい。

再びコックピットに座って、最後のセッション開始。
「アクセルの踏み込みをソフトに」と何度も注意されて、ピットアウト。

1周目。
タイヤが温まってないから、スローペース走行。
4コーナーから5コーナーにかけてのラインを、教わったとおりに抜けて「こういうことねー」と納得しながらクリア。
次の周回の時には西谷選手が見てるだろうから、きれいなラインで走れるようにやってみよう。

と、思った矢先にまたしてもアクシデント発生・・・。
ヘアピンを立ち上がって、アクセルを踏んだ瞬間にリアタイヤが滑ってくるっと1回転。その勢いで、バックするような状態で芝生の上にストップ。。。


「・・もしかしたらコースに復帰できるかも。」
ダメもとでエンジンスタートして、アクセルを踏んでみる。

サイドミラーの中に見えたのは、むなしく空回りするリアタイヤ・・。
芝生がぬれて水溜りになってるから、脱出は無理っぽい。
これ以上タイヤを空回りさせたら、小石とかを噛んでエンジンが壊れるかもしれないから。そこでストップ。

ギアをニュートラルにして、マシンから降りて、ステアリングをマシンに付けて、コースの外の安全な場所に退避。
メカニック来るまでの間、ぽつんと取り残されてすごく虚しかった。
1周も走れなかったのがすごく悔しいし、初めてのフォーミュラで難しいコンディションだったとはいえ、落ち着いてアドバイス通りのアクセル操作をしていればスピンしなかったはず。

2回もコースアウトして、マシンを小石だらけにしてしまってメカニックにも申し訳ない。

2回目のセッションで何周も走れたから油断してたのかな。


チームの事務所に戻ったとき、チームの社長から「今日のコンディションは難しかったでしょう。晴れたときにまた来ると良いよ」みたいなことを言ってもらえたので、資金を貯めて絶対に再挑戦する!
晴れた日にもっと回転数上げて、PUSH! PUSH!で走ってみせる!

でも資金の都合上、できれば国内が良いな・・。Formula RENAULTのマシンは国内に数台あるから、1日借りてもてぎとか富士で走ってみたい。


あと、もうちょっとコミュニケーション取れるようになる。
中国語、英語、日本語が飛び交うところで、中国語は全く分からないにしても、英語なら言ってることは分かっても返事できない。
適当な英語は思いつくけど、きれいに話そうとして詰まってしまう。
お互いネイティブじゃないから、適当な英語でも通じるんだけどね。中国人の英語を聞いててそう思った。




帰国後に、「何km/hで走ったの?」「何km/h出せるの」って聞かれたけど、何km/hで走ったのかは分かりません。
だって、コックピットの液晶パネルにはエンジンの回転数とシフトポジションしか表示させなかったし、どれくらいのスピードがでてるかを気にしてもしょうがないし。

聞いた話だと、ストレートで260km/hくらいは出るみたいです。


初体験ばっかりでどたばたしたけど、充実した夏休みでした。